自分の生きてきた道のりやさまざまな想い、伝授したいことを1冊の本にまとめて、家族やまわりの方々に差し上げる「自分史」「自叙伝」は今も昔も注目されています。特にここ最近、自分史の注目度は高まり、大手出版社や新聞社などが乗り出して様々なスタイルを提案しています。制作した書籍を書店の販売ルートにのせるという作家気分を味わえるサービスもあります。人のいる数だけ人生はある。そこに紡がれた出来事や思い出はその数だけあり、どんな方の日々、エピソードもかけがえのないものばかりです。
しかし、自分史の制作工程は想像以上にエネルギーを要するものです。人生を振り返るその作業は並大抵ではありません。
プロの制作に頼った場合でも、自分でやらなければならないことがあります。まず我が人生を振り返り、整理するために写真や関係資料を集め、整えていく作業から始まります。そして専門のライター(書き手)に何時間も(または何日も)かけて、自分のことを語らなければなりません。記憶があいまいな部分や、時代が前後するなど、確認作業が繰り返されるでしょう。
そして平均100ページ以上の原稿内容を、何度もチェック、さらには写真のチェック、デザインチェック、表紙デザインなどを、プロのスタッフがサポートしてくれるとはいえ、自分自身でやらなければならないことは山のようにあります。それらを乗り越え、ようやく完成したら家族や親戚、お友達にお配りします。時には完成パーティーを開く方もおられるでしょう。
自分史は長い時間と手間、そしてページ数や部数によりますが、だいたい100万円前後のお金がかかります。それほどに情熱を注いで制作した書籍ですが、本が大好き! その人(作者)が大好き! 活字中毒系ですべて読まずにはいられない!という人以外は、おそらく多くの場合、パラパラっと飛ばし読みして、その後は二度と読み直されることはない…。それが正直なところではないでしょうか?
あれほどに時間も手間もお金もかけたのに…。自分史をもらったという方に聞くとほとんどが「実はあまり読んでいない」「そのままにしている」ということが現実のようです。
雑誌インタビュースタイルの『プライベートインタビュー』ではあなたがやることは以下のことです。
・編集ライターとインタビューテーマ(1~2)を決定し、ページ数やレイアウトのイメージを打ち合わせます(約1時間)
※資料写真などご用意いただきます。
・インタビュー本番。時間は1時間半~2時間が目安(インタビュー中に撮影)。
・文字のみの原稿をチェック 3回まで
・レイアウト原稿をチェック 3回まで
・校了後は約15日後に完成品をお届けします。
スムーズな進行(大きな変更や問題がなければ)で2カ月はかからずに完成させることができます。
そして受け取った方も、4~8ページのインタビュー雑誌のようなスタイルであれば、ほぼ気楽に楽しく読んでいただけることでしょう!